• TOP
  • お知らせ
  • 出版補助作品、田邊純氏、立岩陽一郎氏の著作を刊行

2018.03.31

出版補助

出版補助作品、田邊純氏、立岩陽一郎氏の著作を刊行

公益財団法人新聞通信調査会は2017年度の出版補助事業として、325日に田邊純著『松方三郎とその時代』、30日に立岩陽一郎著『NPOメディアが切り開くジャーナリズム-「パナマ文書」報道の真相』の2冊を刊行しました。多数のご応募ありがとうございました。

書籍情報は次の通りです。

『松方三郎とその時代』 田邊純 著
明治の元勲松方正義の子で、戦前の同盟通信上海支社長や、戦後の共同通信で編集局長、専務理事を務めた松方三郎氏の人物像とその時代を活写する。

発行日     2018325
ページ数    445ページ
定価本体    2,500円(税別、送料1100円)
ISBNコード 978-4-907087-13-5

田邊 純(たなべ・じゅん)
1935年、東京生まれ。1959年、東京水産大学卒業。1961年、共同通信社に入社。社会部嘱託通信員、社会部をへて大阪支社社会部、奈良支局。1967年、東京本社科学部 原子力開発、宇宙開発を担当。1987年、編集委員となり、のちに論説委員を兼務。

<
著書>
『最新 火星の謎』(共著、大陸書房、1976年)、『サイエンス最新情報23』(共著、KKロングセラーズ、1972年)、『太陽が死ぬ日まで』(共訳、集英社、1982年)。ほかに『木と語る』(共同通信社編、1989年)、『水に聴く』(共同通信社編、1994年)『山を歩けば』(共同通信社編、1994年)などの執筆・編集協力

 

NPOメディアが切り開くジャーナリズム-「パナマ文書」報道の真相』 立岩陽一郎 著
既存メディアが衰退する中、米国で始まった非営利調査報道は、パナマ文書など世界的スクープを放ち注目を集める。多くのインタビューを基に綴る実態リポート。

発行日     2018330
ページ数    289ページ
定価本体    1,200円(税別、送料1100円)
ISBNコード 978-4-907087-12-8

立岩 陽一郎(たていわ・よういちろう)
1967年生まれ。神奈川県横浜市出身、一橋大学社会学部卒。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクとして主に調査報道に従事。政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけをつくったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管がん被害が発生していることをスクープ。「パナマ文書」の取材に中心的に関わった後にNHKを退職。現在は認定NPO「ニュースのタネ」編集長、公益財団法人「政治資金センター」事務局長として活動。

図書は各1000部を印刷し、各地の図書館、大学に寄贈しました。残部は販売いたしますが、可能であればアマゾンをご利用ください。
当財団に直接購入申し込みをする場合はこちらにどうぞ。